クルマを売るときに事前に用意しておきたい書類は次のとおりです。

・クルマの査定だけに必要な書類
1自動車検査証（車検証）
2自賠責保険証書

査定してもらうだけでも自動車検査証と自賠責保険証書は必要になります。自動車検査証（車検証）は、車のナンバーや使用者などについて記載されています。自賠責保険証書は、「強制保険」と呼ばれることもある自賠責保険の証書です。これら2点は、通常の運転の際にも携行を義務づけられているはずですので、普通は助手席のグローブボックスの中などに常時入っているはずです。
万が一紛失した場合は、自動車検査証（車検証）は運輸支局で、自賠責保険証書は加入した保険会社で再発行してもらいましょう。

・査定が終わって実際に売却するときに必要な書類
1自動車検査証（車検証）
2自賠責保険証書
3自動車税納税証明書
4リサイクル券
5譲渡証明書
6委任状
7印鑑証明と実印
8住民票

査定が終わり、買い取ってもらう場合には、査定のときにも必要だった自動車検査証（車検証）、自賠責保険証書に加えて、上にあげた書類が必要になります。

自動車税納税証明書は、自動車税を納めた際に発行される納税証明書で、これをなくしてしまっている場合は各都道府県の税事務所で再発行手続きを受ける必要があります。

リサイクル券は、自動車リサイクル料金を預託している場合は、それを証明するリサイクル券が必要です。万が一、紛失した場合は自動車リサイクルシステムホームページにて「自動車リサイクル料金の預託状況」をプリントアウトするとリサイクル券の代替として使えます。

譲渡証明書は譲渡したことを証明する書類で、お店で用意してもらえます。委任状は、売却するクルマの名義変更手続きを買取店に任せるときに必要な書類です。両方に実印を押印し、印鑑証明が必要になります。

なお、印鑑証明は3ヶ月以内に発行されたものが必要となります。また、住民票は、車検証と印鑑証明の住所が違う場合にのみ必要になります。引越しをしたときには、車検証の住所も変更しておくことをおすすめします。