事故車は値段がつかない

いいえ、事故車といえども、まったく値段がつかないことはありません。

じつはこれは難しい問題です。「事故」といっても、「車が動かない」ほど壊れた状態もあれば、「ガードレールにこすってしまった」、「傷が少しついてしまった」という状態まで、一般のイメージでも事故という言葉に対する幅があるからです。

買い取ってもらいたいけれど、前方のミラーが壊れかかってしまっている場合、後方のトランクが大幅にへこんでしまっている場合、事故後の形跡は様々あると思います。確かにそうした車は、買い取る側はそのままの形で再び売りに出すことが出来る場合もあれば、出来ない場合もあります。しかし、車のプロと素人では「事故車」についての見方がだいぶ違います。一般の方が「もうこの車は使えないだろう」と思っている車でも、車のプロである買取業者は、部分的に修復すれば再び売りに出すことが出来たり、その車から欠損していない部品を数多く見つけ出し再び活用することが出来たりするのです。つまり、買い取る側から見ても、たとえ事故した車であっても需要が十分にあるのです。

もし必要としない車があるのなら、そしてその車が事故車だから廃棄してしまおうと思っているのなら、買い取りに出してみてはいかがでしょうか。「事故した車だからどうせ査定に出しても取り扱ってくれないだろう」と思ったりしていませんか？「事故した車だから自分で部品に分けてそれをオークションで売りに出そうか」と思ったりしていませんか？買い取りは、無傷な中古車であっても、事故した車であっても、十分に取扱いの対象です。自分では見落としてしまう使える部品も数多くあるでしょう。ぜひ、勇気を持って買い取りに出してみて下さい。

買取業者に事故車の買取を依頼するときには、まず大切なのが嘘をつかないこと。事故歴のある車については、当然ながら査定価格がダウンしますから、隠したくなる気持ちもわかりますが、相手はプロです。ごくごく小さいものを除けば、ひっかき傷やへこみはすぐにばれてしまいます。修理した箇所も同様です。ばれるような嘘はつかないほうが賢明ですよ。基本的に査定には、チェック項目がありそれをチェックしていくような査定の仕方をします。一つの嘘がばれれば「他にも隠していることがあるのでは？」と疑いをかけられることに繋がりますから、残りのチェック項目では、より厳しい目で見られることになってしまいます。

事故車は値段がつかないの記事一覧

車検を受けたほうが高く売れる: クルマを売るときは車検を受ける前に売ったほうがいいのでしょうか、それとも車検を受けてから売ったほうがいいのでしょうか。そんな疑問にお答えします。

1社に絞ったほうが高く売れる: クルマを買取業者に買い取ってもらうとき、査定の依頼は1社に絞ったほうがいいでしょうか。それとも多くの業者に依頼したほうがいいのでしょうか。そんな疑問にお答えします。

白と黒　ありがちな色は高く売れる: クルマを売るときに、高く売れるクルマの色とそうでない色というのがあります。どの色が高く売れるのでしょうか？ここでは、それについて説明したいと思います。

キズはなおさないままのほうがいい: クルマを買い取ってもらうときには、キズがついていたら買い取り価格は下がることが多いです。それでは、クルマを売る前にクルマは修理したほうがいいのでしょうか？そんな疑問に答えます。

走行距離が10万キロを超えていると値段がつかない: 10万キロも走ったような多走行車は、日本の消費者からは敬遠されます。このようなクルマは売ることをあきらめて廃車にすることが正解でしょうか？いいえ。そんなことはありません。

ディーラー保証がついていると高く売れる: ディーラー保証とは何でしょうか？そしてクルマを売るときにそれがあるクルマとないクルマでは買取価格が違ってくるのでしょうか？この記事ではそんな疑問にお答えします。

整備記録があると高く売れる: クルマの整備記録は大事な書類です。これがないとクルマを売るときに買取価格が下がってしまいます。その理由について説明します。

車検が切れているとクルマは売れない: 車検が来る前にクルマを売ろうと思っていたが、忙しくてついほったらかしにしてしまい、気がついたら車検の時期を過ぎていた。ということはありませんか？車検が切れてしまったら道路を走れないんだからクルマも売れないんじゃないか。と思いがちですが、実際はどうなのでしょう。

動かない車は引き取り料がかかる: 動かない車を廃車にするためには引取り料が発生します。しかし引取り料金をかけないでクルマを処分する方法があるのです。

水に浸かった車は売れない: 大雨が原因で水に使ってしまったようなクルマは売れないのでしょうか。あきらめたりせずに、売ることを考えて見ましょう。

ハイブリッドカーは高く売れる: ハイブリッドカーは新車市場でも中古車市場でも人気がありますが、その理由はなんでしょうか？人気の理由を探ります。

ディーゼル車は高く売れない: ディーゼル車はヨーロッパでは人気があるのですが、日本では人気がなく、買取ってもらうときも苦労することが多いようです。その原因を探ります。

輸入車は値崩れが激しい: ベンツやBMWなどブランド力があり、日本でも人気が高いですが、実は、輸入車は国産車と比較して価値の下落が早く大きいことで知られています。なぜなのでしょうか？その理由について解説します。

輸入車は左ハンドルのほうが高く売れる: 輸入車は国産車に比べると、すぐに買取価格が下がってしまうのですが、若干、値段が下がりにくいのが左ハンドル車です。その理由について解説しています。

洗車したほうが高く売れる: クルマを売るときに、高く買い取ってもらうコツのひとつは、クルマを売る前に洗車や消臭をすることです。クルマの買取価格を高くするコツについて説明します。

ローンが残っていると売れない　: 自動車ローンで買ったクルマでまだローンが残っているクルマは何もしないままでは売れません。ローンが残っているクルマを売るときの手続きについて解説します。

次の車を買うところで売ったほうが有利: クルマを買い換えるときは、クルマを買うお店で下取りに出す人が多いですが、これはクルマを売るという意味でお得な方法なのでしょうか？この記事で考えてみたいと思います。

個人売買がもっとも高く売れる: ネットオークションが多くの人に利用されるのに伴い、クルマを個人売買する人も増えてきました。個人売買でクルマは高く売れるのでしょうか？この記事ではネットオークションの実態についてお話します。

社外パーツは査定に有利: クルマのパーツ、オプションはクルマを売るときに高く評価されるものもあれば、そうでないものもあります。この記事では、どのようなパーツやオプションが査定のときに有利になるか、解説しています。

買取値段が高い時期がある: クルマには季節性商品という性質もあり、よくクルマが売れる時期と,そうでもない時期があります。この記事ではクルマがよく売れる時期について説明します。