輸入車は値崩れが激しい
はい、そうです。買った直後に大幅に値崩れします。
輸入車の中古車は、購入1ヶ月後でも買った値段の半額くらいに査定されてしまうことは珍しいことではありません。
みなさんが輸入車の中古車を買ったときの値段に、自動車本来の価値に対して多額の利益(マージン)が乗っているのです。そしてその中古車を売るときには、たとえ購入直後であっても、そのマージン部分がなくなりますので、売値は非常に安くなってしまう。ということになってしまいます。
そんなアコギなビジネスをする輸入車業者はけしからん。と思われるかもしれませんが、これは日本の輸入車市場の性質を反映しています。
輸入車は、日本車のような大量販売がむずかしく、修理に関する費用やクレーム保証のコストが国産車とくらべて非常に高くなることから、自動車の販売業者からすると在庫をもつことのリスクが日本車よりも格段に高いのです。
また、輸入車を購入するお客さんは、輸入車に実用性を求めるのではなく、趣味性や雰囲気を重視して購入しますので、販売店舗は雰囲気が大事です。
売り場の雰囲気作りのための調度品の費用も、結局は輸入車を販売したときの利益からまかなっています。
自動車の販売側から考えると、輸入車の販売はハイリスク・ハイリターン型のビジネスと言えるでしょう。
輸入車は趣味性が高く、同一メーカー・同一車種でも年式が違うと大きく値段が違ってきます。
このあたりは、なかなか個人では難しいので、自動車のプロである買取業者に任せるほかありません。
買取業者も輸入車に「強い」「弱い」があるので、できれば複数の業者に声をかけるようにしたいものです。
輸入車の流通量は少ないので、国産の自動車よりも、買取業者によって買取価格の幅は広いので、納得する価格で売るためにも、一括査定サービスを活用して、できるだけ多くの買取業者に見積もり依頼をしてみてください。
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